AFCフットサル選手権2016 日本代表選手の特徴まとめ
9月のフットサルワールドカップアジア予選が始まります
ウズベキスタンで行われる、ワールドカップのアジア予選を兼ねたAFCフットサル選手権2016に出場する日本代表選手たちの特徴をまとめ一覧にしてみました。着々とフットサル競技人口が増えるなか、何としてでも勝利を収め、来年9月にコロンビアで開催されるフットサルワールドカップへの出場を決めてほしいと思います。(今大会の上位5チームがW杯への出場権を獲得)
続きを読む大島僚太とU23日本代表の間に一体 なにが起きたのか Vol.1
大島僚太に一体何が起きたのか
リオ五輪U23代表と過去の五輪チームを比較してみた【シドニー編】
U23日本代表が韓国代表を打ち負かし、見事AFC U-23選手権2016で優勝しました。
リオオリンピックに向けたU23サッカー日本代表の選手たちは過去の国際大会において結果を残せず、A代表に飛び級で呼ばれる選手が少なく、Jリーグでレギュラーも掴めず試合にも出られない、小粒だ!谷間だ!と厳しい目線を送られてきました。
なぜA代表に呼ばれないのか、Jリーグのレギュラーが少ないのか。。
いやいや、本当にA代表に呼ばれていないのか、Jリーグのレギュラーは少ないのか、歴代のオリンピック出場チームと比較してみましょう。
前回と同じく、リオ五輪U23日本代表選手のA代表デビュー状況と昨年度リーグ戦出場状況
A代表デビュー済は、遠藤航、南野拓実、久保裕也、浅野拓磨の4名(オリンピック本番まで半年を残した時点での数字)
前年度所属チームでのレギュラーは、22名のうち10名(前年度リーグ戦で7割以上出場者をレギュラーとみなしました)
第二回目はシドニー五輪のU23日本代表選手と比較
シドニーオリンピック本大会に出場した18名です。フィリップ・トルシエ監督が提唱するフラット3システムの下、中澤佑二、松田直樹、宮本恒靖、稲本潤一、中田英寿、中村俊輔、高原直泰に加え、楢崎正剛、森岡隆三、三浦淳宏の三名がオーバーエージ枠で参加した大会でした。今見ても信じられない才能が固まっていた世代ですね。
この日本の怪物たちが集った大会、初戦の南アフリカ戦は高原の2ゴールで2-1の勝利。第2戦のスロバキア戦は稲本、中田(英)のゴールで2-1の勝利。第3戦ブラジル戦は0-1で敗れたものの、2勝1敗で予選を突破。
ベスト8ではサッカー新興国のアメリカ代表と対戦。日本が2度のリードを奪うも、後半ロスタイムの失点により2-2で延長戦に突入。最後はPK戦の末、中田(英)の失敗により敗戦することとなりました。
ユース、オリンピック、A代表とすべての日本代表を率いることとなったトルシエ監督の、大胆なベテラン切りと黄金世代の積極起用が、極めて顕著な時代でした。シドニーオリンピック開幕前にA代表デビューを果たしていた選手(A代表デビュー列が黄色)は、オーバーエージを除くと9名にも及びました。
当時のU23代表選手のうち、中田英寿を除く全員がJ1リーグのチームに所属し、99年度のリーグ戦でレギュラー(7割以上出場とみなした)として活躍していた選手は、オーバーエージを除く15名のうち10名でした。
最後にまとめ
トルシエ監督の革命期ということもあり、シドニー世代とリオ世代では数字上大きな差がありました。
【シドニー世代】A代表デビュー15名のうち9名 レギュラー15名のうち10名
【リオ世代】A代表デビュー22名のうち4名 レギュラー22名のうち10名
全世代代表の監督兼務という状況もありましたが、シドニー世代は振り返ってみても異質、才能の塊でしたね。結果的にはベスト8敗退という結果でしたが、日本が自分たちのサッカーをした上で国際大会のグループリーグを勝ち抜いたことは特筆すべきでしょう。もし、アメリカ代表に勝っていたら、、なんて考えてしまいます。
リオ五輪最終予選 決勝 韓国戦プレビュー ~韓国は大人なチームでかなり強い〜
決勝トーナメント組み合わせ
まずは、熱い熱い戦いだった3位決定戦の所感から
地元カタールと準決勝で日本に惜しくも敗れたイラクの戦い。イメージ的に、金満カタールと、国情が悲惨なイラクということもあり、私はイラクを応援しながら観戦しました。
印象的だったのはイラクの選手たちの体を張ったディフェンスと、先制点を奪われ体力的に苦しい中でも諦めずに闘志をむき出しに戦う姿。結果的には終盤にイラクが追いつき、互いが譲らぬ中、延長戦で得点を奪ったイラクが2対1でカタールを破り、オリンピック出場を決めました。苦しい国情のなか、イラク国民に歓喜をもたらせた彼らのガッツには大きな拍手です。感動しました。
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