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リオ五輪U23日本代表の特徴まとめ 〜小粒谷間と言われるけれど実は結構個性的な件~

サッカー

<GK>

 1.櫛引政敏 鹿島 185cm 82kg

今期J2落ちした清水から、37歳になりパフォーマンスの落ちる曽ヶ端の後釜として鹿島に移籍。日本代表 柴崎岳とは青森山田高の同期。反応の良さが売りだが、キック精度には課題あり。最終予選タイ戦でも残念なキックが多数。

 

22.杉本 大地 京都 186cm 79kg

京都サンガユースからトップ昇格も、出場機会に恵まれず、今期からは徳島ヴォルティスにレンタルされた。因みに久保裕也とはユース時代からのチームメート。ハイボール処理には定評あり。

23.牲川 歩見 鳥栖 194cm 82kg

苗字は「にえかわ」と読む。身長194cmと規格外の高さを持ち、ジュビロ磐田から今期はサガン鳥栖にレンタルされる。高さは武器だが、櫛引同様に足元は課題。


<DF>

 2.松原 健 新潟 180cm 70kg

大分ユース出身。アルビレックス新潟の運動量豊富な右サイドバック。2014年にはアギーレ監督によるフル代表招集歴があるものの、2015年には半月板損傷により長期離脱(9月末復帰)。けがの影響および試合勘に心配が残る。

 6.山中 亮輔 柏 171cm 65kg

サイドバックからウィングまでポリバレントさを持つ柏育ち柏ユース上がりの左サイドバック。2014年ジェフ千葉にレンタル移籍しJ2での修行期間を経て、2015年間から、レイソルに復帰するも出場機会は限られている。

15.亀川 諒史 福岡 177cm 68kg

左右サイドバックをこなす。高校卒業後、無名の存在ながらも湘南ベルマーレに加入。チームの昇格・降格とタフな3年間を過ごす。その後、2015年からはアビスパ福岡に完全移籍し、38試合に出場。井原監督のもと、来季からはJ1での活躍が期待される将来の有望株。 

13.奈良 竜樹 川崎F 180cm 77kg

対人プレーに優れるセンターバックコンサドーレ札幌ユースからトップチームに昇格し、翌年からはレギュラーとしてフル稼働。2015年はFC東京にレンタルにより加入するも、日本代表 森重、丸山とのレギュラー争いに敗れリーグ戦出場はゼロ。2016年からは川崎Fへの完全移籍が決まった。ヘディングの強さには定評があり、スピード面・足元の技術も優れているものの、風間監督はセンターラインをあまりいじらない。早い段階でチャンスを活かさなければならない。
 
14.室屋 成 明大 174cm 65kg 【注目】

左右どちらもこなすサイドバック。小中と所属したゼッセル熊取FCで南野拓実とはチームメートだった。青森山田高校を経て、現在は明治大学政治経済学部所属の学生プレーヤー。高校卒業後は、清水エスパルスからのオファーを断り、明大に進学。2015年からはFC東京特別指定選手に。運動量とスピードを活かし、攻守に積極的に絡む。最終予選の北朝鮮戦では、マッチアップした相手の前でボールを奪う読みの良さを披露し、注目を浴びた。

 4.岩波 拓也 神戸 186cm 72kg【大注目】

高さに絶対的な自信を持ち、対人プレーに優れたセンターバックヴィッセル神戸ユース出身で、2012年にはオランダ1部PSVアイントホーフェンへの移籍が報道されるも、ヴィッセルのトップチームとプロ契約。2015年には日本代表合宿にも召集されるなど将来が期待され、ラインコントロールにも定評がある。また、ディフェンスでありながらもキックの精度が高く、プレースキックを任されるほどでもある。近い将来ヨーロッパでリーグでのプレーが見られるかもしれない。

 5.植田 直道 鹿島 186cm 77kg 【注目】

高さ、体幹的な強さ、スピード、どれをとっても規格外なスペシャルなセンターバック。幼少期はテコンドーで世界大会に出場するほどの選手だったが、サッカーに出会う。熊本県の名門大津高校入学後はフォワードからセンターバックへコンバートされ、1年生のうちからレギュラーとして活躍。その後、鹿島アントラーズに入団し、徐々に出場機会を増やしている。2015年アジアカップでは内田篤人の辞退により、緊急招集されるも出場はなかった。U23日本代表随一のフィジカル的な強さを誇りつつ、50mを6.1秒で走るという恵まれた能力を活かし、貪欲に上を目指してほしい選手。シャクれたあごをイジられがち。

17.竿 健斗 東京V 180cm 71kg 【注目】

苗字は「みさお」と読む、U23代表最年少の19歳。東京ヴェルディユースから2015年にトップ昇格。プロ1年目ながらもレギュラーとしてフル稼働した、日本では稀有なボランチの潰し屋。2016年からは、鹿島アントラーズへ完全移籍が決まり、ボランチならば柴崎、小笠原などとのレギュラー争いに挑む。個人的に強く期待している選手。

<MF>

 8.大島 僚太 川崎F 168cm 64kg

静岡学園出身のテクニックに長けたボランチ。高校卒業後、進学するはずの大島を川崎フロンターレが急遽獲得し、早々にJデビュー。その後、着々と成長し、攻撃的なチームの核としてレギュラーを奪取。小さいながらもキープ力があり、ドリブル・パス共に高いレベルでゲームをコントロールする。課題は守備面。2014年アジア競技大会では、21歳以下の日本代表ではキャプテンを務めていたものの、準々決勝の韓国戦ではPKを献上し、0-1で敗戦し、号泣。その後は守備への意識を高めつつある。
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 3.遠藤 航 浦和 177cm 75kg 【注目】

湘南ベルマーレユース出身の守備能力が売りのボランチ。スピードがありボール奪取力に長け、身長はそれなりだが空中戦も強く、センターバックを任されることがある。攻撃面ではゲームメークするタイプではないものの、堅実にプレーするだけの技術力は持ち合わせている。すでにハリルホジッチ監督のもとA代表デビューも果たし、サイドバックボランチポリバレント性の高さを見せている。個人的には浦和ではなく、海外挑戦が見たかったところだが、19歳で結婚し2児の父でもあるため、やむなしか。

 7.原川 力 川崎F 175cm 72kg 【大注目】

久保裕也と同じく京都サンガユース出身のボランチ。足元の技術、縦パスを入れるセンス、ドリブルと攻撃に必要な能力を高いレベルで備えており、プレイスキッカーも任せられる。2016年からは、京都サンガから川崎フロンターレに移籍し、U23日本代表の大島僚太や、元日本代表 中村憲剛らとのレギュラー争いに挑む。安定感もあり、すべての能力が高く、ディフェンスも頑張れる貴重な選手であり、手倉森監督からの信頼も非常に厚い。日本代表 長谷部誠を彷彿とさせる選手であり、ぜひ注目してほしい。

21.矢島 慎也 岡山 171cm 67kg

浦和レッズユース出身、左右両足ともに高い精度を誇るシュートが武器の攻撃的ミッドフィルダー。2012年から浦和レッズのトップチームに昇格するも、出場機会に恵まれず、2015年J2ファジアーノ岡山にレンタル移籍。37試合7得点と結果を残す。他の選手同様テクニックに長け、得点力を持っている。ボランチもこなす。

10.中島 翔哉 FC東京 164cm 64kg 【大注目】

東京ヴェルディユース出身の攻撃的ミッドフィルダー。体の小ささがネックでもあるものの、神が与えた才能を彼は持っている。特にトラップやドリブルの技術は、十分にA代表でも通じるものがあり、2015年アジアカップサポートメンバーとしてA代表への帯同経験もある。「バロンドールは通過点」などのビッグマウス発言が注目を浴びることもあるが、インタビューの様子を見ると、至って真面目な好青年である。なぜ、こんなにも小さい選手が10番を背負っているのか。試合を見ればわかるので注目してほしい。

14.豊川 雄太 岡山 173cm 62kg

大津高校出身の左サイドを主戦場とするフォワード、もしくはミッドフィルダー。得点力と運動量にたけ、プレイスキックも任される。2016年は、鹿島アントラーズからファジアーノ岡山にレンタルされることが決まっている。同じくU23日本代表のディフェンダー植田直通とは大津高校の同級生である。

18.南野 拓実 ザルツブルク 174cm 67kg 【注目】

セレッソ大阪ユース出身の攻撃的ミッドフィルダー。攻撃的なセンスに長け、特筆すべきはスピードと左右両足から放たれる正確なシュートである。2014年にセレッソはJ2へと降格し、自身もシーズン2度の退場を経験するなど、スケープゴート的な報道もなされていた。その後、オーストリアの強豪ザルツブルグでは着々と得点を奪い、日本代表にも定着の向きがある。また、最近では端正なルックスに似合わないサッカーに対する熱い情熱、強い向上心を伺わせる。オリンピック最終予選の北朝鮮戦では得点に絡めず、タイ戦では短い時間で結果を残そうとする貪欲さを見せるも無得点に終わる。

19.井出口 陽介 G大阪 171cm 69kg

ガンバ大阪ユースからトップチームへ、宇佐美貴史以来の飛び級昇格を果たしたボランチ。ボール奪取能力に長け、プレイスキックも得意。ガンバ大阪では遠藤保仁今野泰幸の控えに甘んじているものの、宇佐美貴史に「怪物」と言わしめるポテンシャルを持ち合わせている。

<FW>

11.久保 裕也 ヤングボーイズ 178cm 72kg 【大注目】

京都サンガユース出身のフォワード。2012年高校生にして、ザッケローニにより日本代表に選出され話題となった。京都サンガにおいても、スイスのヤングボーイズにおいてもコンスタントに点を積み重ねる彼の一番の武器は、シュートの上手さにある。もちろん、ドリブルやパス、スピードなどの能力にも長けているが、何よりもシュートの型が豊富で、サイドからのクロスに合わせること、裏に抜けること、ドリブルからのシュートなど、いずれのプレーでも質の高さを見せてくれる。チーム練習が休みの日には、賃貸している家の壁に一人でボールを蹴り続けているらしく、スイスではサッカー漬けのストイックな生活をしている。

 9.鈴木 武蔵 新潟 185cm 75kg 【注目】

群馬県桐生第一高校出身のフォワード。ジャマイカ人の父と日本人の母を持つハーフであり、身体的な強さ、速さはこの代表チームにおける極めて重要なアクセントとなっている。器用なタイプではないが、体の強さを活かしボールを収めることができ、時折スピードを活かし裏に抜け出しては、相手と競り合いながらもシュートまで持っていく。彼は、自分が出来るプレーと出来ないプレーをしっかりと解っており、体が強くとも態勢が悪い時はシンプルにはたくし、態勢が良ければシュートまで持ち込む選択をすることができる。周りの選手や監督からすれば、とても計算しやすく、かつての日本代表 鈴木隆之を彷彿させる、とても貴重な選手である。

16.浅野 拓磨 広島 171cm 70kg

三重県四日市中央工業高校出身のフォワード。サンフレッチェ広島では、主にスーパーサブとして活躍し、類まれなスピードを活かした裏への抜け出しを武器としている。Jリーグでも2015年はリーグ戦8得点と結果を残していることは特筆すべきだろう。ただ、オリンピック最終予選のタイ戦ではスタメン出場するも、オフサイドを連発し、これといった見せ場もなく終わった。スターティングメンバーとして名を連ねたいのであれば、サンフレッチェ広島でのスーパーサブの役割とは違うスタイルを学ぶ必要がある。

20.オナイウ 阿道 千葉 180cm 74kg

埼玉県の正智深谷高校出身のフォワード。2015年 J2ジェフ千葉では33試合に出場した成長株。スピードと体の強さを活かしたプレーが得意で現時点では鈴木武蔵の控え感は否めないものの、貴重なバックアッパーである。